白バドファイヤーサイクルで環境破壊 with フライゴン【ポケモン剣盾 シングル シーズン29 最終レート1913/216位】
〇はじめに
〇個体紹介
〇最後に
【はじめに】
こんにちは。はくまぎVIです。
まずはシーズン29、お疲れさまでした。いつの間にやら人も減り、レート2000の難易度がグッと上がりましたね。
僕はというと2000とまではいきませんでしたが、久々にポケモン頑張ってそれなりの結果を出せました。そんなわけで、14カ月ぶり2回目の構築記事をご紹介します。
【個体紹介】
注1)努力値調整に細かい意図がない場合、[調整]の欄は省略します。
注2)特に記載がない限り、実数値がxと表記されているステータス以外は個体値を「さいこう」にしています。
①イベルタル@こだわりスカーフ
性格:おくびょう(S↑ A↓)
特性:ダークオーラ
努力値:H4 C252 S252
実数値:H202-A135-B115-C183-D118-S166
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今時珍しいスカーフイベルタル。スカーフ採用率は1%らしいです。
持ち(H4振り)にイカサマでちょうど確定1発が取れるほか、
後述する持ちと合わせてザシアンを削りきるなど、
ダイマせずともかなり使いやすかった印象です。
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②バドレックス(白)@こだわりハチマキ
性格:いじっぱり(A↑ C↓) 特性:じんばいったい
技構成:ブリザードランス/インファイト/10まんばりき/タネばくだん
努力値:H188 A196 B4 D20 S100
実数値:H199-A231-B171-Cx-D153-S83
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[調整]
HD...おくびょうのしおふき確定耐え
H=4n-1
A=11n
S...無振り+2
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これまた珍しいハチマキ白バド。ハチマキ採用率は2.6%だそうです。
を絡めたサイクルや対策として採用しました。
ブリザードランスは大抵のをワンパンできるなど非常に高火力であり、
後述する持ちが苦手とするなどに繰り出して高火力を押し付ける使い方が多かったです。
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③フライゴン@ラムのみ
性格:ようき(S↑ C↓) 特性:ふゆう
努力値:A252 D4 S252
実数値:H155-A152-B100-Cx-D101-S167
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[調整]
B<D
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あたりを起点にして積んだり、のダイマを枯らしたりする型です。
特にに出すことが多かったので、持ち物を白いハーブにしてもよかったかもしれません。
ダイアースとダイドラグーンの効果が優秀なこともあり、
積んでしまえばある程度戦えるように思えました。
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④ファイヤー@ゴツゴツメット
性格:ずぶとい(B↑ A↓) 特性:ほのおのからだ
技構成:かえんほうしゃ/とんぼがえり/こらえる/はねやすめ
努力値:H252 B244 S12
実数値:H197-A108-B155-C145-D105-S112
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[調整]
※この個体は「こらえる」の枠が元々「エアスラッシュ」だったものを流用しています。
S...1段階上昇で最速100族抜き
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このパーティにおける最大の対策であり、対策でもあります。
とんぼがえりでにつなぐサイクルがかなり使いやすく強かったです。
今回はこらえるを採用しましたが、接触技の試行回数稼ぎやダイマ枯らしなどの動きができて強かったです。
他にもおにび・エアスラを入れたり炎技をマジフレにするなど、様々な選択肢があります。
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⑤ミミッキュ@イバンのみ
性格:いじっぱり(A↑ C↓) 特性:ばけのかわ
技構成:じゃれつく/ゴーストダイブ/こらえる/のろい
努力値:H228 A252 B28
実数値:H159-A156-B104-Cx-D125-S116
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[調整]
H=16n-1
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選出しただけで対面構築の立ち回りへと変化するイバンミミッキュ。
主にの対策として採用しました。
の上からのろいを入れることも考え、S個体値は落としていません。
知っての通りラス1の対面性能がめちゃくちゃ強いです。
積んだ相手をのろいで流せるのもいいですね。
(余談ですが、きれいに6世代伝説キラーなんですね。)
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⑥トリトドン@たべのこし
性格:なまいき(D↑ S↓) 特性:よびみず
技構成:ねっとう/じしん/あくび/じこさいせい
努力値:H252 B4 D252
実数値:H218-A103-B89-C112-D147-S39
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[調整]
S...最遅
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とにかくを対策したくて採用。
零度オーガが流行っているという話を聞きましたが、意外と2戦くらいしか当たりませんでした。代わりにB振りの瞑想型が多かった気がします。
以外にも、に強いというのは高評価ですね。
ハッキリとあくびが刺さった試合は少なく、試合の詰めに使うことが多かったです。
パーティにステロ持ちもいませんしね。
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以上、構築の内容でした。
【選出と立ち回り】
まずは選出の仕方から。
全体的にステロが重いので、初手のステロ持ち地面タイプをケアしてがほとんどです。
また、多くの一般ポケに対してとが強いので、相手の伝説だけを見て選出を決めやすいです。
そのため+相手の伝説2体にそれぞれ強いポケモン2体
でほぼ決まります。
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[選出例]
入りに対しては+
+に対しては++
やに対しては+
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軸に対してもこちらは初手やを出さざるを得ないことが多いですが、相手はほとんど初手を出してきます。
なので、出し負けリスクを考慮したうえで、リスクが少なければ初手も選択肢に入れておきます。
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基本の立ち回りですが、を出さないのであればサイクルを回しやすい3体が出せると思います。
のとんぼがえりを駆使してやの高火力を押し付けるも良し、
とで受ける立ち回りをするのも良しです。
を出す場合は、他の2体でできる限り相手を2体倒してしまいましょう。
ただ、この場合でものサイクルは有効だったりします。
もしくはで早々と2体持っていくか、ですね。
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この構築で注意すべき相手が+の組み合わせです。
まずですが、で削りを入れても回復技があるため、裏の自分のやで勝てるとも限りません。
次に相手のですが、で勝ちやすいとの大きな違いがサイクル性能の高さです。
積み技があるわけでもないので、のろいを入れたところで簡単に逃げられてしまい、
かといってじゃれつくを打っても一緒にいがちなやに引かれてしまえば厳しくなります。
対処法ですが、こちらので突破を狙い、できるだけサイクルを回させないようにするのがよさそうです。
におにびやマジフレなどを採用すれば、多少はマシかもしれません。
【最後に】
いかがでしたでしょうか。禁止伝説のパワーに今にも押しつぶされそうな僕ですが、
今回様々な型の開拓ができて楽しかったです。
ザシアンに不利な伝説2体でも意外と戦えることが分かったので、今後は構築の幅が広がりそうです。
最後に2点ほど。
1つ目に、今回のパーティのレンタルを公開します。
よろしければ使ってみてください。
2つ目に、最近youtubeにて活動を初めました。
よろしければ見に来てください。
(この宣伝のためだけにポケ徹様ではなくこちらで記事を書きました)
5月からも頑張っていきましょう。
それでは、ごきげんよう。
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【画像引用元】
PokéWiki ( PokéWiki – Die deutsche Pokémon-Enzyklopädie (pokewiki.de) ) 様
グラードン軸、たぶん対面構築【剣盾シングルS15最終159位(2015)】【グロチャレsecond winter 最終5位(1808)】
【ご挨拶】
はじめまして、はくまぎVIと申します。
まずはシーズン15お疲れ様でした。伝説解禁ということで、ポケモンのパワーが非常に高く緊張感のある試合が楽しめたと思います。
シーズン終盤にはグローバルチャレンジが思いっきり重なってしまいましたが、なんとか両方に参戦し好成績を修められました。当記事では、シーズン15およびグローバルチャレンジで私が使用したパーティーをご紹介していきます。
【パーティー構成】
注1)努力値調整に細かい意図がない場合、[調整]の欄は省略します。
注2)特に記載がない限り、実数値がxと表記されているステータス以外は個体値を「さいこう」にしています。
①グラードン@命の珠
性格:意地っ張り 特性:ひでり
努力値:H188 A236 B4 D4 S68
実数値:H199 - A220↑ - B161 - Cx↓ - D111 - S119
[調整]
H=10n-1
A=11n
高めの耐久を残しつつ耐久型の90族は抜けるようにして、命の珠で受けが利かない火力を出すことを目的とした型です。今環境に多い受けループはこいつ一匹でほぼ壊滅させられました。対面性能が非常に高く使いやすかったです。
②サンダー@こだわりスカーフ
性格:臆病 特性:静電気
技構成:10万ボルト/暴風/熱風/ボルトチェンジ
努力値:B4 C252 S252
実数値:H165 - Ax↓ - B106 - C177 - D110 - S167↑
や意識で最速スカーフ型にしました。初手に出してやを誘い、ボルチェンで裏のにつなぐ動きが強かったです。
③ウインディ@食べ残し
性格:図太い 特性:威嚇
技構成:火炎放射/バークアウト/あさのひざし/鬼火
努力値:H252 B244 C4 D4 S4
実数値:H197(252) - Ax↓ - B144(244)↑ - C121(4) - D101(4) - S116(4)
おもにを受ける要因として採用しました。あさのひざしでとの相性がいいと思いきや、実際に晴れ状態であさのひざしを使用することはほぼありませんでした。とはいえ、受けの性能は非常に優秀でした。
④トリトドン@気合いのタスキ
性格:穏やか 特性:よびみず
技構成:熱湯/自己再生/カウンター/ミラーコート
努力値:H252 B4 D252
実数値:H218 - Ax↓ - B89 - C112 - D147↑ - S59
火力アップアイテムを持ったがシーズン終盤にかなり多かったため、特防に全振りしました。以外の役割対象がほぼ環境にいませんが、逆に言えばほぼ誰に対しても仕事ができるため使い勝手はよかったです。
⑤バンギラス@突撃チョッキ
性格:慎重 特性:すなおこし
技構成:鬱憤晴らし/ロックブラスト/地震/馬鹿力
努力値:H252 A4 B4 D244 S4
実数値:H207 - A155 - B131 - Cx↓ - D166↑ - S82
おもにを受けるために選出していました。悪技は後出しで受けに来たに負荷をかけるために鬱憤晴らしを採用しています。刺さらない相手にはとことん刺さらないので、慎重な運用が必要でした。
⑥キュウコン(アローラ)@溶けない氷
性格:臆病 特性:ゆきふらし
技構成:吹雪/フリーズドライ/ムーンフォース/オーロラベール
努力値:H4 C252 S252
実数値:H149 - Ax↓ - B95 - C133 - D120 - S177↑
技範囲が環境にかなり刺さっているため、火力を上げたアタッカーとして運用しました。個人的にかなり気に入っている型です。
以外にはほぼ等倍以上で攻撃が入るため、有利対面を作ったときに非常に強かったです。悪に強めなのも評価点でしょう。
【立ち回り】
受けループ以外のパーティーには、以下のような (攻め):(受け)=2:1 の選出が基本となります。受け駒は相手の伝説枠に合わせて選択します。
/ or/oror
受けループに対してはの三体を選出して崩しにかかることがほとんどでした。
【最後に】
一応、レンタルパーティーも公開しておきます。もしよければ使ってみてはいかがでしょうか。
伝説環境だからこそ、開拓の余地があるポケモンもいます。そもそもシングルバトルでは伝説ポケモン自体があまり開拓されていませんでした。今回のような全く新しい環境というのは、ポケモンの開拓が好きな僕にとって楽しみが何倍にも膨れ上がりますね。
ひとまずシーズン15での開拓は成功に終わったと思い、またシーズン16も頑張っていこうと思います。
当記事を読んでいただき、ありがとうございました。
【画像引用元】
・gif画像(アローラキュウコン以外)
PokéWiki ( PokéWiki – Die deutsche Pokémon-Enzyklopädie (pokewiki.de) ) 様
・静止画、gif画像(アローラキュウコン)